電撃イラスト大賞

第20回 電撃大賞 入選作品

選考委員奨励賞

U35(大阪府)

プロフィール

小さいころから絵を描く事が楽しくて、とても好きでした。学生時代は陸上一筋で、高校卒業後もそのまましばらく競技生活を続けていました。暫く絵からは離れていたもののやはり絵を描くことが諦めきれず、遅ればせながらも絵の世界へ飛び込む事を決めました。まったり朝や夕暮れ時にお散歩する事が好きです。

受賞者コメント

この度はこのような栄誉ある賞を頂き、心より感謝申し上げます。驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。イラストは流れや動きを出せたらと思い、描きました。「アクセル・ワールド」は熱いアクションと世界観が面白く一気に惹き込まれ、描くならこの作品!と決めておりました。アクションと迷いましたが、黒雪姫の凛々しさと可愛らしさ両方を表現したいと思い筆を動かしました。まだまだ至らぬ点が多いですが、今回先生方から頂きました選評を真摯に受け止め、誰かの心に届き残ってもらえるような絵が描けるよう、これからも頑張っていこうと改めて強く思います。

選考委員選評

天野喜孝(イラストレーター)

キャラクターの髪型も大胆で躍動感があり、作風も今のトレンドを意識して描かれています。ひまわりに麦わら帽子の女の子のモノクロイラストは他の作品とは少し違った印象を与え、この方の器用さを感じました。この原風景のようなイラストは好印象です。ただ、カラーのオリジナルイラストと課題イラストで構図を対比させていますが、イラストがどれも似通っている印象で、さまざまな構図のイラストに挑戦していただきたかったです。

出渕 裕
(デザイナー、イラストレーター、アニメーション監督)

画力としてはきっちり基礎力のある方だと感じました。イラストからも自分が大好きな描きたいものを描いたという気持ちがとても伝わってきました。作風もスタンダードで、押える所を押えていると思います。逆に言えば、スタンダードであるがゆえに個性が今一つで、この人ならではというものをあまり感じられないところが残念です。カラーイラストの構図も、意識的ではあると思いますが、似た構図になってしまっていて、他の引き出しをもっと見てみたかったです。これからプロを目指すのであれば趣味の部分からもう一歩踏み出さないといけないと思います。自分の殻をぶち壊す武器を身に着けることが今後の課題ではないでしょうか。

衣谷 遊(漫画家)

カラーイラストもモノクロイラストもまとまりがあって好印象です。キャラクターのポーズや表情などの表現力もある方だと思います。一点あげると、カラーイラストがどちらも同じような色合いと構成で、もう少しバリエーションがあれば評価も変わったかと思います。

緒方剛志(イラストレーター)

まず第一印象としてこの方の描くイラストは完成されていると感じます。ただ20代にしてはキャラクター描写やデザインなどが固定されてしまっている印象も受けました。カラーイラストの方も意識的に二枚一組にしているのは伝わったのですが、できればもう少し違った表情のイラストを見たかったです。

いとうのいぢ(イラストレーター、ゲーム原画家)

アニメーションをみているような、躍動感のある生き生きしたイラストだと思いました。ただ、確かにイラストとして完成度は高いのですが、少々型に収まってしまっているという印象を覚えました。もう一つ、この方独自の特徴だったり、売りだったりがあればきっともっと良かったと思います。

徳田直巳(電撃文庫編集長)

まとまりがあり、非常に達者。デジタルの特性をうまくイラストに生かせていると思いました。その反面、無難で型にはまりすぎているかもしれません。また、少々古い印象も受けてしまいました。とても器用な方だと思いますので、もっと違ったタッチ、雰囲気のイラストにチャレンジしていってほしいです。今後に期待しています。