出身作家インタビュー

ここでは、電撃コミック大賞に応募し、デビューした漫画家さんに突撃インタビューを行います! 現在、電撃のコミック誌で活躍中の漫画家さんたちはどのようにして受賞したのか、貴重な経験を聞いて、漫画家デビューへの第一歩につなげよう!

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第1回
きあま紀一(きあまきいち)

プロフィール

応募作品『ちゅうふれ。』にて第21回電撃大賞・電撃コミック大賞<銀賞>を受賞。現在は受賞作でもある『ちゅうふれ。』を月刊コミック電撃大王で連載中。

ちゅうふれ
質問
漫画を描き始めたのはいつ頃からですか?
回答
小学2年か3年の頃に自由帳に描いたのが初めだったと思います。悪者にさらわれた姫を助けに行く系のファンタジーでしたが、途中で投げたので姫さらわれっぱなしです。すまない姫。王家に伝わる隠されし謎パワーとか発揮して自力で脱出してください。
質問
受賞するまでの投稿歴や掲載歴を教えてください。
回答
月刊コミック電撃大王の新人発掘プロジェクトに何度か投稿していました。受賞作である『ちゅうふれ。』も、まずそちらに投稿して入選を頂いた作品です。その賞の受賞当時の特典が完成原稿の雑誌掲載権と、電撃大賞の最終選考へのエントリー(と賞金と特製原稿用紙)でしたので、初掲載もその時です。
質問
電撃コミック大賞に応募しようと思ったきっかけを教えてください。
回答
前の質問で大体答えてしまいましたが、もう少しさかのぼると、コミティアの出張編集部でうろうろ持ち込みをしていたところを、電撃大王の編集さんに担当に付いていただいたのがきっかけです。
質問
受賞作のアイデアは、何から着想を得たのでしょうか?
回答
何でしょう…そもそも始めは『あまりに神々しいカリスマ性を持ち過ぎて、普通に友達が欲しいのにわっしょいわっしょい祭り上げられ前途多難。』みたいな少女を主人公に何か描こうと思っていたような気がするのですが、考えを進めるうちにごく一部の要素を残して全然違う感じになりました。
質問
受賞作を書く際に心がけていたこと、工夫したこと、苦労したことを教えてください。
回答
キャラのセリフを考えるのが好きなのですが、油断するとダラダラ長々話させてしまうので、その辺り注意しテンポ良く読めるよう、言い回しやセリフの配分には気を使いました。あと画力がイマイチだという悲しい自覚がありましたので、せめて分かりやすい画面作りをというのを心掛けました。
質問
現在、月刊コミック電撃大王で連載中の『ちゅうふれ。』を描く上で、普段から心がけていること、大事にしていることはありますか?
回答
一つのネタに固執しない事でしょうか。ついやってしまいがちなのですが、これ面白いだろう!というセリフや場面を思いついたとして、それを入れたいが為に話の流れを無理に調整して差し込むと、にじみ出る無理矢理感から結局全然面白くなくなるという風になってしまうので。
質問
編集担当のアドバイスで、参考になったものはありますか?
回答
自分には、話の終わりを丸く収めよう丸く収めようとしてしまう習性があるようで、その辺りに『必ずしも良い話で終わらせようとしない。多少破綻してもおもしろいオチを。』とアドバイス頂き、考え方を広げるきっかけとして大変参考になりました。プロットやネーム作成中は、よく視野が狭くなってしまうので、客観的な意見をくれる存在はとてもありがたいです。
質問
最後に、これから電撃コミック大賞に応募する方々へひと言アドバイスを!
回答
まだまだ試行錯誤の連続で、アドバイスできるほど確固としたものを持っていません。なので大変ふわっとした感じの事しか言えませんが、まずは自分を知るというか、自分の長所や短所、面白いと思うものを認識すると良いのではないでしょうか。認識できるとそれらを生かしたり伸ばしたり対策を立てたりしやすくなるかと思います。