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明治あやかし新聞 怠惰な記者の裏稼業

銀賞 メディアワークス文庫

ぞわっとしてホロリとできる。怠惰な記者のあやかし謎解き譚。

世間を賑わす新聞記事には秘密がある――!?

2017/4/25 「読者コメント」追加!
2017/3/24 「日陽新聞」追加&「試し読み」増量!
2017/3/10 「明治あやかし新聞ってどんなお話?? その2」&「著者インタビュー」追加!
2017/2/24 「明治あやかし新聞ってどんなお話??」追加!
2017/2/10 作品詳細ページオープン!

日陽新聞
日陽新聞
明治あやかし新聞ってどんなお話??

あらすじ

日がな一日サロンで惰眠を貪る日陽新聞社の記者、内藤久馬。そんな彼も好奇心が疼けば記事を書く。傍に用意するのは、怪談奇談に妖怪本。彼が書く記事は全て妖怪にまつわるものなのだ。ある春の日、少女が新聞社へ乗り込んできた。彼女の名は井上香澄。久馬の記事が原因で、友人が奉公先を追い出されたのだという。冷たい対応の久馬に代わり香澄に声を掛けたのは、妖美な男・芝浦艶煙。曰く、むしろ妖怪記事は人助けになっており、友人は貞操の危機を免れたのだというが!?

読者コメント

気持ちの良い読後感、世界感にハマる人が続出!!

推薦コメント

峰守ひろかず絶賛!!!

登場人物

  • 井上香澄

    幼い頃に母を亡くし、父・兄と三人で暮らしている。おてんばで、情に厚い性格の持ち主。

  • 井上香澄

    端正な顔をした日陽新聞社の記者。妖怪をネタにした新聞記事を書いている。

  • 井上香澄

    奇抜な着流しを身にまとった、自称“役者崩れ”。久馬と行動を共にしているようだが――?

こんな妖怪や不思議な事が記事に!?

これらの妖怪や不思議な出来事を久馬はどう記事にして、人々を救うのか――。

  • 件
  • 髪鬼
  • さまよえる死体
  • 神隠し

日陽新聞

これを読めば、ばっちりわかる!明治あやかし新聞ってどんなお話??

著者インタビュー

受賞者に一問一答!

さとみ桜 明治あやかし新聞 怠惰な記者の裏稼業

PROFIlE

生まれも育ちも学校も勤め先も岐阜県某市の引きこもり系。ヒゲ、筋肉、オッサンが好き。しかしながら理解者は少なく、寂しい人生を送っている。趣味は睡眠。特技は迷子。最近は人生にも迷っているらしい。

q1受賞作についてご自身から紹介を。

時代は明治初期。まだ江戸時代の名残を残す東京で、ハイカラさんな主人公が、顔はいいけれど性格の悪い新聞記者と変人の役者に、イラッとしたりポッとしたりムカッとしたりドキッとしたりするお話です。お仕事帰りやお休み前に、肩の力を抜いて読んでいただければ幸いです。

q2この作品を書こうとしたきっかけ、あるいは、最初に浮かんだアイデアは?

ネタを探していたとき「明治時代の新聞は訳のわからない記事がたくさんあって面白い」と言って姉が明治の新聞の本を貸してくれました。その中に妖怪や怪異の記事だけをまとめた本があり「これが妖怪のしわざでなかったら、一体何が起きてこんな記事になったのだろうか」と思ったのがきっかけです。

q3主人公やヒロインを通して描きたかった人物像とは?

人情を感じられる人物でしょうか。主人公はわりと直情型で、そのせいで様々なアクシデントに見舞われるわけですが、その原因は彼女が人情深いからなのでしょう。多分。

q4執筆時に苦労した点または楽しかった点は?

苦労したのは個人的に艶煙が好きすぎて、気を抜くと艶煙がすぐに主役を食っていったこと。楽しかったのはもちろん、艶煙を書くことです。

q5執筆にあたりこだわった点は? またそれがどのように反映されているでしょうか?

読みやすさです。明治時代が舞台なので、それだけで難しく感じる方もいるだろうと思い、できるだけ自然に時代を描写しようと努めました。あとは心地よい読後感。

q6これまでの投稿歴または執筆歴を教えてください。

投稿歴は投稿していなかった時期を含めなければ5年です。4年間で27作ほど投稿した時代もありました。ここ1年では3作投稿し、電撃大賞へは今回が初めての挑戦でした。執筆歴は16年くらい。書き始めたきっかけはよく覚えていませんが、なんか、書かずにはいられない時期があり、そのままずるずると書き続けています。

q7これまでの人生で最も印象に残っていることはなんですか?(今回の受賞を除いて)

数年前上司だった方に、「さとみさんは尼さんになるべきです」とすすめられたことでしょうか。いや、同じ方が転任されるとき、『おひとりさまの老後』という本を私に残していったことも印象深かったような……。

q8今後書いてみたい作品について教えてください。(続編以外で)

異世界ファンタジーや海洋ファンタジーも書きたいですが、しばらくは疲れているときでものんびりと読める小説を書いていたいです。

読者のみなさんへのメッセージ

仕事や勉強、家事に疲れていても、ちょっと手にとって読める小説、気軽に読めてかつ気持ちよく読み終われる小説をご提供したい! そんな気持ちで書いています。がっつり読書派の方にはものたりないかもしれませんが、息抜きとして楽しんでいただければありがたく思います。

明治あやかし新聞 怠惰な記者の裏稼業

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