- 更新情報
- 2018.3.9 ▶「著者インタビュー」&「Twitter感想文募集」結果発表!!
- 2018.2.9 ▶「Twitter感想文募集」スタート!
- 2018.1.25 ▶ 作品紹介ページオープン! 試し読み第2弾公開!
全国の書店員より熱い応援コメントが到着!
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WonderGOO/川口竜介様
高校まるごと異世界転移という異常な状況の中で、なんとか生きのびようと団結する彼等はとても立派です。
次の展開が気になって、ページをめくる手が止まりませんでした。
そしてラストページの衝撃!! 思わず『うわぁ……』と呟いてしまいました!! -
有隣堂 横浜駅西口コミック王国/庄 雅史様
面白かったです。
文体から独特の凄みのようなものが感じられ、異世界ファンタジーものなのに、SF小説を読んでいるかのような面白さがあります。
もっと読みたいと思える作品。
大賞受賞も納得です。 -
フタバ図書ソフトピア八本松店/佐古俊樹様
「これは新しい、今までにない切り口の異世界もの」と、読んで数ページで正直に思える作品!
主人公と呼べる人もいるし、ヒロインと呼べる人もいるのに、視点の切り替えが第三者のため人物一人ひとりが各々輝いて見えました。
しかも、後日談という結末が気になるつくりはとても面白い!!
あぁ、言いたいこと、薦めたい場面はたくさんあるのに、とりあえず、「月が綺麗ですね!」と誰かに伝えたい!!
やってくれるな、電撃大賞!! -
書泉ブックタワー/田村恵子様
中高生の頃、「将来の夢」って何だっただろうと思わず考えてしまいました。
どうやったら異世界から現代日本に帰還できるのか、多くの犠牲を出しつつも、陰惨な内容にならなかったのは第三者視線から書かれ、さらに主要メンバーのその後が描かれていたからかもしれない。 -
三洋堂書店 書籍雑誌部/寺島雅典様
読み終えて「自分の将来の夢」ってなんだったかなーって振り返りましたが、コロコロ変わったりしつつも高校生の頃なんてそこまでは決まってなかったですね。
そんな郷愁にひたる思いを抱かせつつも、舞台は異世界なうえ学校丸ごと飛ばされて阿鼻叫喚?!と思いきや日本の学校ってすごいのねと関心させられたり。
いろんな夢が交錯して多感な少年少女が集う高校という場所が舞台だからこそ、これだけたくさんの「夢」を描きながら読者にも「夢」を語りかけてくれる、リアルとファンタジーが入り混じる青春冒険譚の傑作だと、声を大にしてオススメしたい!
そして昔の自分に「もっとでっかい夢持っとけよ!!」って叫びたい!そう思いました。
たくさんの読者さんに届くといいなと思います。 -
星野書店 近鉄パッセ店/柘植和紀様
「よくあるなろう系?」と思いきや、「おや?」「ほう?」「んんん?」で「これきたっ!! あたりだっ!!」と思ったのは、二章の中盤あたりでした。
各キャラクターの選ぶ選択肢が知りたくて、まるで急かされるようにページをめくっていったのは久しぶりでした。
なによりも、感じたのは視点の斬新さでした。
すべてが終わった時点から始まる第三者視点って私の記憶にある限りはないよなー、と思いながらそして、最後に騙されていたのに気がつきました。
これは絶対読み終わった後に、すぐにもう一回読んじゃうでしょ? の一作でした。
そうして、二度目はきっと彼らのさまざまな葛藤や、選択のわけを考えて、もしも自分ならばどうするか? と考えることになるかもしれません。
まだまだ書ききれていない世界があるな、と最後の数行に感じました。
あと、淡すぎる恋愛模様も微笑ましくて楽しませてもらいました。
ラノベの主人公はどちらかというと、極端な設定付けが多いですけど(何らかの理由もある場合もありですが、ものすごく最初からモテるか、あり得ないほど救いようがなく駄目か)、このお話に関しては年頃の男の子のほのかなスケベ心や、もの慣れない女の子の葛藤なんかがすごく個人的につぼでした。
シリーズ化するなら、たぶん各巻それぞれの主人公を立てることになるんでしょうけど、洋たちのその後をさらに見れたらいいな、と思います。
『タタの魔法使い』
を応援しよう!!
第24回電撃小説大賞の7つの受賞作品誕生を記念して、みんなで受賞作品を応援=作品のツイートをするとプレゼントがもらえる「みんなで応援しよう、新しい7つの物語! Twitterスペシャル企画」を実施します!! 本サイトの各受賞作品ページから、指定ハッシュタグでツイートすれば、あの大人気作品のTwitter用画像を全員にプレゼント! ぜひぜひご参加ください!!
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ただの偶然に将来の夢が叶う…多分普通は嬉しいと思うけど 『自分で努力して、人との繋がりを紡ぎながら夢を叶える事の大切さ』をこの作品を通して勉強になりました。 こんな素晴らしい作品に出会えたことを心から嬉しく思います。
(いち様)
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入選のご連絡後、2018年4月9日24時00分までにお届け先のご入力が確認できない場合は賞品の発送ができなくなります。
著者インタビュー
受賞者に一問一答!
うーぱー
タタの魔法使い
PROFILE
愛知県出身、愛知県在住、めったに愛知県から出ないくらいの愛知県マン。野菜を育てて生きています。夢は自給自足。趣味はプロレス。
一言で言うと、受賞作はどんな作品ですか?
幕の内弁当とかおせち料理です。色んなものがいっぱい詰まっています。苦手なおかずが入っているかもしれませんが、好きなおかずも入っていたら、幸いです。渋い味のおかず(シリアスシーン)以外にも、甘いおかず(ギャグシーン)も入っていますよ!
この作品を書こうとしたきっかけ、あるいは、最初に浮かんだアイデアは?
ドキュメンタリー形式という珍しい書き方をしているところと、高校生が「中学校の卒業文集に書いた将来の夢」が叶うという設定です。どちらも非常に珍しいと思います。そして、作品は、とある極秘の『うーぱー理論』によって組み立てられていて、それが最大の魅力なのですが……その詳細は秘密です。読者のみなさんが「読んで気に入ってくれた部分」がこの作品の魅力です。可愛い女の子イラストは超おすすめです。挿絵も「かわいい」シーンが多めですよ!
この作品のアイデアは何から着想を得ましたか?
従軍記です。もともとは太平洋戦争のお話を書こうとしていました。ですが、内容が重すぎるだろうと判断し、舞台を異世界ファンタジーに変更しました。そして、極秘の『うーぱー理論』によって、学校全体が異世界に転移することになりました。卒業文集の夢が叶うという要素は一番最後に生まれました。全滅エンドを避けるためには沢山の能力が必要なので、どうしたものか……。もういっそ、全員、能力に目覚めてもらおう!という。
執筆中一番楽しかったことを教えてください。
育てていたサツマイモが豊作だったことと、応援しているプロレスラーがチャンピオンになったことです。そのプロレスラーは敗北や負傷が続いていたのですが、挫けずに何度も立ち上がっていたのです。私は、ライトノベル作家になることはもう完全に諦めていたのですが、プロレスラーの姿を見ているうちに、まだ諦めるのは早いんじゃないかと思い、第24回電撃小説大賞に投稿しました。
執筆時のマストアイテムがあれば教えてください。
***(ワープロソフトです。具体的な製品名なので伏せました。漢字三文字です)。あとは、*****(パソコンに最初から入っているゲーム)です。というか、製品名じゃないので伏せ字にしなくてもいいですね。フリーセルです。家庭用ゲーム機(主にFPS)で遊ぶほどの時間はとれないからフリーセルで手軽に……といっても毎日ゲーム遊んでいたら、意味ないですね。
次はどんなジャンル、あるいはテーマにチャレンジしてみたいですか?
構想を練っているときに「書きたくない」と思ったものを書いてみたいです。書きたいものを書くと、また同じものができあがってしまうので。あとは、巨大ロボットアニメが創作に興味を持つ切っ掛けだったので、いつか、巨大ロボットモノを世に出せたら嬉しいなあという思いはあります。
あなたの夢は、誰のために叶えますか? その相手はいますか? この物語にぼくが加わったら、自分の夢で何ができるだろう。考えずにはいられません。 夢の世界の最強電撃大賞作品です! うー! ぱー!
(さいてふ様)