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『噺家ものがたり 〜浅草は今日もにぎやかです〜』
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噺家たちの話かと思ったらいい意味で裏切られました。主人公は満員電車に揺られるばかりの人生が嫌な、どこにでもいる普通の大学生で、共感できる部分が多くありました。作中に散りばめられたネタのクオリティの高さに脱帽しました!
(ぎょぴこ様)
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入選のご連絡後、2018年5月25日24時00分までにお届け先のご入力が確認できない場合は賞品の発送ができなくなります。
著者インタビュー
受賞者に一問一答!
村瀬 健
噺家ものがたり〜浅草は今日もにぎやかです〜
PROFILE
兵庫県在住。39歳。放送作家、漫才作家。
天下一品のラーメンが好きで、通算で2000杯は食ってます。
一言で言うと、受賞作はどんな作品ですか?
楽しい作品でしょうか。笑えるというより、面白いというより、楽しい作品。そんなイメージです。
この作品の魅力は何だと思いますか?
登場人物の多様性と芯の強さでしょうか。落語家、ストリッパー、ホームレス——。どこか陰のあるキャラクターがたくさん出てくるのですが、自分の生き方にある種の誇りを持っていて、その強さが作品の魅力ではないかと自分では思っております。
この作品のアイデアは何から着想を得ましたか?
作品作りの原動力となる、何か劇的なきっかけでもあればいいのですが、正直申し上げますと、そういった類のものは一切ありません。電撃大賞を受賞する、その目的ただ一点でレーベルの傾向と市場を分析し、落語というテーマに至りました。落語をモチーフにしたライトノベルが少なかったもので。
執筆中一番苦労したこと、または楽しかったことを教えてください。
作中に出てくるボケの質の調整ですかね。本作品はテーマが落語のため、「面白さ」よりも「うまさ」にエッジを効かせたボケをチョイスしなければなりません。自分の価値観や好みを極力捨て去り、「それほど面白くはないが、うまいこと言うな」というガイドラインに沿って考えるのが大変でした。
受賞作の中で思い入れのあるキャラクターはありますか?その理由もお聞かせください。
主人公の兄弟子の創風亭糞爺ですかね。著者である私もいい歳したオッサンなんで、この歳でデビューするには結構勇気がいります。書きながら自らを鼓舞する意味合いもあって、老人で夢を追いかけるキャラクターを入れました。
次はどんなジャンル、あるいはテーマにチャレンジしてみたいですか?
許されるのであれば、今度は純粋に読者を笑わせる物語にチャレンジしたいです。すごく難しいのでしょうが、挑戦してみたいです。
これまでの投稿歴または執筆歴を教えてください。
以前、人を笑わせることに特化したブログをやっておりまして、そのブログで書いた物語を本にできないかと知り合いの編集者を当たったものの相手にされず、これはもう小説というカテゴリーで勝負するしかないと思い立って第19回電撃大賞に投稿いたしました。そこで4次選考まで進んだのですがダメで、結局そのあと毎年3次落ちと4次落ちを繰り返して今回の受賞に至りました。
執筆時のマストアイテムがあれば教えてください。
スマホです。パソコンだとネットで色々と遊んでしまって集中できないので、自宅での執筆も基本、布団で寝転びながらスマホで書いています。あと、アイスのピノですね。すぐ食べられますし、ちっちゃいくせに腹持ちもいいので、食事してる時間がないときは一気に2、3箱食べて胃袋を満たしています。
好きなエンターテインメント作品を教えてください。
三谷幸喜さんの『笑の大学』が好きです。三谷さんの作品にかぎらず、シンプルな設定なのに、ぐいぐいと読ませてくる作品にすごく惹かれます。
三日間で読んでしまった!人生は幸せだったではなく、楽しかったと思えるように・・・じーんと来た。落語は笑点をみるぐらいでよく知らない。機会があれば聞いてみたいと思わされる一冊でした。
(くんこ様)