
先生方からの推薦の声!!
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『三日間の幸福』『恋する寄生虫』著者/三秋 縋
誰だって最初は、こんな幸せな物語を求めていたんじゃないか。
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『キノの旅 the Beautiful World』著者/時雨沢恵一
話の中で何度もジャンルが変わって、読んでいる方は何度も騙されて、最後に近づいてまた騙されるという構造が、気持ちよかった!
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ドラマ『視覚探偵 日暮旅人』、映画『悼む人』他プロデューサー/神 康幸
自分以外は全員バカ、クラスメートは毛虫だと思っている主人公。こんなに口の悪いヒロインがいたか。しかし、少年と触れ合うことで劇的に成長していく。教室で語りかけるシーンに胸が熱くなり、ラストは感動の涙!
運命の結末、優しい物語に心を打たれた
書店員さまからのあたたかいコメントをご紹介。
- 一度物語が終わって、また始まって――最後にまさか、の展開で別の世界へ飛ばされた感覚になります。運命の出会いがあるならとても素敵なことだと、素直に思えた一作でした。
(大垣書店イオンモール京都桂川店 松本さま) - 登場人物のやりとりのテンポの良さ、さっぱりとした物語展開が読みやすくて好感が持てました。ただの恋愛モノでもなく青春モノだけというわけでもなく、SFをほんのひとさじ…なジャンル感も面白くて良かった。
(喜久屋書店橿原店 井上さま) - 何度も読みたい大切な本に、きっとなる。
(喜久屋書店北神戸店 松本さま) - 周囲を見下しがちな1人の少女が、1つの約束を守る為にガラクタ山で宇宙ロケットを作る少年に出会うことによりおこる変化・心のありかたが、すごく分かりやすく、鮮明に描かれているので、読んでいて、とても優しくなれる作品でした。
(紀伊國屋書店アミュプラザおおいた店 藤内さま) - あわわ、本当にごろっごろっと顔が変わる作品でした。色々だまされて、えーっ、そっちの着地点!?という、もういっそ清々しかったです。「自分以外はみんなバカ」というのは誰もが通る黒歴史ではないかと思いました。面白かったです。
(紀伊國屋書店広島店 藤井さま) - “泣ける””死にネタ”の青春モノはいい加減飽和状態では?と思いながら読み進めましたが、この題材だからこそのラストで新鮮味がありました。作中も読者もハッピーになれるエンディング。
(三省堂書店海老名店 大谷さま) - 東屋と関わって成長していく美鈴の姿に胸が熱くなった。タイトルの意味がわかるラストシーンで幸せな気分になれた。
(知遊堂上越国府店 野池さま)

『この空の上で、いつまでも君を待っている』を応援しよう!!
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試し読みから美鈴ちゃんが自分と重なり凄く感情移入して読めました。 笑って憧れて泣けて本当に凄い小説でした。 読了後タイトルを見るとハッとさせられ再び泣いてしまいました。 高校生になる前にこの小説に出会えて考え方が変わって本当に良かったです。思わず読み終わった直後、読み返してしまいました。それくらい凄くて流石、電撃小説大賞でメディアワークス文庫の大賞を受賞した作品だけあるなと思いました。この小説を大賞にして下さって、本当にありがとうございます。読んだ方がいい作品だと心から断言出来ます。
(瀬古桜夢様 / 可兒文菜様)
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入選のご連絡後、2018年4月23日24時00分までにお届け先のご入力が確認できない場合は賞品の発送ができなくなります。
著者インタビュー
受賞者に一問一答!
こがらし輪音
この空の上で、いつまでも君を待っている
PROFILE
ラーメンと惰眠が大好物な鰭脚類。休日は諦めて18時間以上寝ることもザラ。生態はカビゴンだけど好きなモンスターはチルタリスとサイバー・ドラゴン。
受賞の連絡を受けた時のお気持ちは?
前回(23回)で最終選考落選を経験していたので、待機中は「もう何も怖くない」と魔法少女にでもなれそうなメンタルでしたが、まさかの大賞でその余裕は見事消し炭になりました。歴代受賞者様の錚々たる顔ぶれを見る度に、今でも受賞の実感がなくなってしまいます。このプレッシャーとは一生付き合うことになるような気がします。
この作品のアイデアは何から着想を得ましたか?
メモ帳のタイトル案です。元々ガラクタ山に立つ少年というビジュアルのイメージはあったのですが、具体的な話が思い描けないまま、『ガラクタの王』というタイトルを付けてずっとメモ帳に保存(5年くらい?)していました。※(その後、改題)24回電撃大賞の応募作に行き詰まり、たまたまこのタイトルを見掛けた時、「彼はどうしてガラクタ山にいるんだろう」「何でロケットを作っているんだろう」と次々に想像が膨らみ、執筆するに至りました。
一言で言うと、受賞作はどんな作品ですか?
子供の頃の約束を守るために、ガラクタで作ったロケットで宇宙へ行こうとする東屋と、バカバカしいと思いながらそれを遠巻きに見守る美鈴の青春物語です。
この作品の魅力は何だと思いますか?
市塚美鈴という斜に構えた女子高生が、両極端の東屋智弘というクラスメイトに触れ、徐々に彼女の人生観や行動が変わっていくところだと思います。何気ない台詞が後々の展開に重要な影響を及ぼしているので、そういうところにも気付いて頂けたら嬉しいですね。
受賞作の中で思い入れのあるキャラクターはありますか? その理由もお聞かせください。
美鈴の姉の市塚美典です。普段はだらしなく、美鈴と他愛ない掛け合いをしているにも拘らず、とあるきっかけで美鈴を叱咤する姿は、姉としての風格を感じました。……ただ、実際にこんな姉がいたらかなり鬱陶しいでしょうね。ちなみに作中に出てくる『市塚美典を消す方法』は、検索して0件を確認しました。
次はどんなジャンル、あるいはテーマにチャレンジしてみたいですか?
コメディに特化した作品です。小説で笑わせるのは難しいですが、だからこそ挑戦する価値があると思います。
これまでの投稿歴または執筆歴を教えてください。
初めて長編小説を書き上げたのは2012年の冬で、その作品は別のレーベルに応募しました。電撃大賞には2014年から毎年応募していて、二次選考落選、二次選考落選、最終選考落選と続き、最後に大賞を受賞させて頂きました。また、公募に出す前はゲームの二次創作をやっていました。中学二年の頃から始めた趣味でしたが、その時のオンラインの友人とは今も交友があり、公募作品の下読みも幾度となく依頼させて頂きました。
執筆時のマストアイテムがあれば教えてください。
魔法瓶に入った熱いお湯(1500ml)です。気分に応じてホットレモンやお茶を作ったりもしますが、そのまま飲んでもおいしいですね。
好きなエンターテインメント作品を教えてください。
雑食なので色々ありますが、全ジャンルの全作品から一つを選ぶとするなら【遊戯王】です。原作やアニメはもちろんのこと、OCGのイラストやカード名もセンスに溢れたものが多く、一番大きな影響を受けた作品だと思っています。登場人物の海馬瀬人も、全創作物の中で最も好きなキャラクターです。
学生さんは社会人になる前に読もう。 本当に。 青春を謳歌してるひとも辛くなってる人も絶対読んだ方がいい。 小説を読んで世界が変わるってこういう事を言うんだと思う。 本当におすすめです。
(そーる様)